今日はスタジオジブリの最新映画「風立ちぬ」を観てきました!

ジブリ映画を観に行くのはゲド戦記以来。
宮崎駿監督作品で云えばハウルの動く城以来かな。
正直言って、庵野監督が声をあてているから、という理由だけで物見山気分で観に行ったのですが、
いやはや、そんな浮ついた気持ちで観に行って申し訳ない、という気持ちで今はいっぱいです。
大変素晴らしい作品でした。
ジブリ映画というとファンタジー要素が強いイメージですが、今作は完全にドキュメンタリーをアニメ化した
ような作品で。
一応原作アリなのかな?
下調べも何もしてないので、堀越二郎という実在の人物を史実に基づいて作品化したと思っているのですが
完全フィクションではないんだよね?
まあ、フィクションでもそれはそれで、という感じはしますが東京大震災から戦争までの激動の時代を
生き抜いた一人の男の人生に思わずこみ上げてくるものが…。
涙腺弱くなったなぁとは思いつつもクライマックスのカタルシスも上々で良い映画を観た後の満足感でいっぱいでした。
ただまあ、個人的には大満足でしたがジブリ映画にしては人を選ぶ作品だと思います。
そもそもの題材に興味が無い人間には入り込みづらいでしょうし、子供向けでは確実に無いですね。
自分も今の歳で観たからこそ思い入るものがあったのだと思います。
肝心の庵野監督の采配についてですが、こちらも個人的にはそこまで悪くなかったり。
や、確かにプロの声優さんと比較すればそりゃあイマイチですが、なんというか最近のジブリ映画は
ああいった雰囲気の声が普通になっていたのでそこまでの違和感は無かったです。
これが宮崎監督の狙いなのかな…?
そういえば全くどうでもいいのですが飲み屋でいつものようにダンボーを出していたら店員の女の子が
めっちゃ食いついてきました。
なんだよ…このダンボー人気は…!ホント、ダンボーさんの人気っぷりには嫉妬せざるを得ない。