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岩泉舞短篇集1「七つの海」

TwitterのTL上で少し話題になり、懐かしくなって久しぶりに読み返してみました。
岩泉舞短編集1「七つの海」
IMG_4755_s.jpg

この方は週刊少年ジャンプで何度か読み切りを掲載しただけで、連載は一度もしていないんですよね。

読み切りを集めた短編集ですが個人的にも思い入れが強く大好きな作品です。
今でも我が家の本棚一軍に収められているくらいに。

もう本が増えすぎて本棚に入りきらないので、連載が完結したり読む頻度が下がった漫画は
段ボールや押し入れに収納しているのですが、未だ連載中か何度も読み返す本が格納された本棚一軍に
今でも残り続けているのです。

まあ、1冊しかないからという理由もあるのですが。


収録されているのは「ふろん」、「忘れっぽい鬼」、「たとえ火の中…」、「七つの海」、
「COM COP」、「COM COP2」の計6作品。

どれも短編物の1話完結作品としては素晴らしいのですが、特に思い入れが強いのは短編集の
タイトルにもなっている「七つの海」ですね。
小学生の時にジャンプ誌上で読んだのですが、もう何度も読み返しましたよ。


ジャンプ掲載は1991年。
黄金時代と呼ばれるあの頃のジャンプは今以上に友情・努力・勝利に溢れた名作揃いだったのですが
その中で「七つの海」は異彩を放っていた作品だったと思います。

大人になりたくない自分、年上の女性に対する憧れ(保険の先生)、在りもしない空想、など
まさに少年時代に一度は経験する「少年」の心情を描いた「七つの海」という作品はえらい衝撃で
共感にも似た既視感と「少年」にとって厳しい現実を優しく描いた本作に心打たれたのを今でも覚えています。
そういう意味ではターゲット層としては間違いなく少年誌向けの作品だったんだなぁ、と。


単行本化されると知った時は嬉しくて発売日に本屋に行ったのですが置いていなくて色んな本屋を
探し回ったのも良い思い出です。
あの頃は今と違って町の本屋さんがたくさんあったからなぁ。
自転車で片っ端から探し回りましたよ。


今読んでも「七つの海」ラストの「素敵な大人になってね」はグッとくる…。

当時思い描いていた大人の自分とは程遠いですが、何にでもなれると思っていたあの頃は
確かに存在していたんだと思います。
今の自分が昔の自分に胸を張れるかと云われると何とも微妙ですが、まー悪くは無いんじゃないですかね。
こういう作品に感動する感性とか昔と変わらないですし。

悪く言ってしまえば全く成長していないだけなのですが。安西先生も嘆くくらいに。


まあ、端的に言ってしまえば面白い漫画を読んだ、の一言で終わってしまう話ですが、どういう形であれ
過去を慈しむことが出来るのって素晴らしいことなんじゃないかな、と。

なんかよく判らないクサい方向へ脱線してしまいましたが、懐古病を発症したオッサンが一人感傷に
浸っているだけなのでどうかお許しを。


岩泉舞と云えば単行本未収録の読み切りがまだあるのですが、どのような形でも良いので
発刊してもらえないかなぁ。短編集2を出すには作品が少ないですし…。

「COM COP3」とか読んだ記憶はあるのですが、もはや内容は全く覚えていない…。
当時は「COM COP」で連載が始まると信じて疑わなかったのですが、読み切り3本で終わってしまったのは
非常に残念でした。

後から知ったのですが「COM COP3」だけ何故か原作が別だったんですね。
しかも村山由佳と知ってビックリしましたよ。
時期的にも「おいしいコーヒーのいれ方」シリーズが始まった頃なので、広告的な意図もあったのかな。


そういえばこの本が発行されたのってもう20年も前なんですね…。
IMG_4757_s.jpg
(さりげない初版持ってるんだぜアピール)

紙の劣化を抑えるべくカバーを付けて保管していましたが、それでも変色してしまうのは致し方ない。
思い入れ深い作品なので後生大事にします。


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